今回の記事は、建築業界の今を、
シルベ目線で赤裸々に綴っていこうと思います。
1. 建築業界でどんな仕組みなの??
1-1.各関係者の説明
そもそも建築業界ってどういう仕組みで成り立ってるの?
って思いませんか!
まずは業界の仕組みから解説です。
ここでは分かりやすく簡略化(ある程度一括り)してご説明致します。
業界の方からすると、そこは別じゃない?ってとこもあると思いますが、、、
・施主(発注者)・・・建物を建てたいから依頼するぞ!の立場、●●市の様な自治体の場合もあれば、●●会社の社長といった民間の場合もあり
・ゼネコン(司令塔・総括)・・・建物建てたい!って要望に対して、我々が最初から最後までお力添えします!となる司令塔の様な会社。
設計もしたり、工事現場の管理をしたりと、
最初から最後まで中心で動く役割を担っています。
ゼネコンを中心にサブコンへ依頼が回ってきます。
・サブコン(空調や電気などのプロ)・・・ゼネコンさんが色々考えてよーし工事やるぞーって時に、超重要なポジションがサブコンです。
各会社毎に特色があり空調とか電気とか衛生(水とか排水とかお湯の事)に関して、
圧倒的な知識、施工実績があり、人が快適に暮らす工事をメインに受け持っています。
・判定機関(教習所でいう教官)・・・世の中に何でもかんでも好きな建物を建てられるわけではありません。建築基準法を始め様々な法律が絡んでいます。
その法律を守った図面なのか?実際に図面通り工事してるのか?
をジャッジしている民間機関です。
ここがOKしない限り建物を建てたり、工事を完了できません!
・設計事務所(コンサル会社含む)・・・施主の要望に対してゼネコンとタッグを組んで意見交換を進めたり、設計事務所の方で原案(基本設計とも呼びます)を考えたりします。
細分化するとコンサル会社だったり、●●設計事務所だったり、個人で請け負ってる人まで形態は様々です。
※シルベもここに属しています
1-2.依頼~建物完成までのフロー
■建物建てたい!からのファーストステップ
施主⇒ゼネコン・設計事務所へ依頼
■建物建てる為に、設計図作成のセカンドステップ
ゼネコン・設計事務所(各コンサル含)で設計図作成⇒判定機関で審査(コンサル含)
■設計図はOK出た!工事始めるぞのサードステップ
ゼネコン・設計事務所(各コンサル含)⇒サブコン⇒職人さん等
■工事終わりそうだ!ジャッジお願いしますのファイナルステップ
判定機関審査⇒OKの場合、お疲れ様でした!、NGの場合、各担当で対応!
2. 今はどんな影響出てるの?
シルベが仕事で関わっている実態、ニュースから総合的に解釈して発信しますね。
ゼネコン・・・コロナ発症に伴い在宅勤務が盛ん。
連絡も取りにくくなっているが、業務は動き続けている状態。
ゼネコンの動き方でその後の流れが大きく変わるので、今後の動向に注目。
設計事務所(コンサル含む)・・・元々デスクワークが多いため、
在宅勤務が盛ん。TV会議等を駆使し、ペースは緩やかだが業務は動き続けている状態。
今までより生産性は落ちてしまう為、この状況が長期化すると辛いかも、、、
ただ一番影響が弱いとも言えます。
サブコン、職人さん・・・工事現場によりけり。某ゼネコンが絡んでる現場は工事をストップする旨がニュースで流れましたね。
ただ作業着の方を結構見かけるし、かなりバラつきがあるようです。
判定機関・・・各判定機関によってアナウンスに差があります。
極力郵送で対応して欲しいと投げかけている機関が多いです。
審査もいつもより時間掛かっています。
その場合、工事の期間に影響が出る可能性がある為、関係者は頭を悩ませていると考えます。(これは仕方ないですね)
もっと細分化すると、違う面もあったりしますが、
シルベ目線で噛み砕いた「建築業界の今」をご説明させて頂きました!
今のところ、業界としては動き続けています♪
ではまた次回の記事でお会いしましょう♪