仕事を進める上で「速さ」は最優先事項ですよね?
定時で上がりたい、無駄を省いてサクサク仕事を終えたい、
それらを解決するヒントが詰め込まれた本に出会いました。
「マッキンゼーで学んだ速い仕事術」
私自身この手のビジネス書は多く読んでおりますが、
本書は読みやすい構成となっておりビジネス書入門として推薦出来るクオリティでした。
調子に乗って書評レビュー記事第2弾ですw
※各章に出てくる緑文字が個人の感想・意見です
- 本書目次.
- 事前調査. マッキンゼーって?
- 第1章. 仕事が速い人はどこでも仕事ができる
- 第2章. 仕事が速い人は原因を探す
- 第3章. 仕事が速い人は人の作った企画書を沢山みる
- 第4章. 仕事が速い人は会議を30分に設定
- 第5章. 仕事が速い人はシンプルな内容を意識する
- 第6章. 仕事が速い人は仕事を断ることが出来る
- まとめ. 仕事が速い人には誰でも慣れる
本書目次.
第1章:仕事環境・ツール
第2章:発想
第3章:企画書
第4章:会議
第5章:プレゼン
第6章:行動習慣
事前調査. マッキンゼーって?
マッキンゼーと言葉としては良く耳にしても、
何となく有名な企業なんだろうな~程度の認識の方も多いのではないでしょうか?
お恥ずかしながら私も同様の認識止まりです、、、
各章に突入する前に、そもそもマッキンゼーとは?を調べてみました。
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正式企業名:マッキンゼー・アンド・カンパニー
設立年:1926年
従業員数:17,000人
業種:外資系経営コンサルティング会社
売上高:1兆4500億円(2020年)
※Wikipediaより抜粋
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世界で最も権威あるコンサルティングファームで何度も1位になっている、
最強経営コンサル企業がマッキンゼーの実態です。
仕事のプレッシャーが凄いそうですが、年収も、、、凄い、、、
1500~2000万とも言われています。
そんな最強コンサル集団で学んだ仕事術を1500円程度で読めるんだから、
本って素晴らしいですね。
第1章. 仕事が速い人はどこでも仕事ができる
在宅勤務が増えて、在宅だと集中できない理由は、
仕事モードオンとなるスイッチが何か?がポイント。
・仕事が速い人はルーティンがスイッチ
・仕事が遅い人は場所がスイッチ
オフィスの自席がスイッチになっている人は、仕事モードになれず集中力が発揮されない。
仕事が速い人は環境ではなく、コーヒーを飲むと言ったルーティンがスイッチとなっている為、環境が変わっても一定のクオリティを保てている。
え?私ですか?在宅だと、、、シャキッとしませんが何か!?笑
まだ、場所がスイッチになっているみたいです、、、
第2章. 仕事が速い人は原因を探す
人間には速やかに問題を解決したいと言う本能がある為、
問題に直面した際には、直感的に目先の解決に拘ってしまう。
「そもそも」に立ち返り、問題の原因を突き止めてから導き出す解決策が最も最善な為、打つ手を間違えずに済みます。
確かに応急処置みたいな対処って会社勤めしてると良くありますよね。
「手が回らないからとりあえず分担する」とか。
人が足りないのか、業務の質にスキルが追い付いてないのか、
等々、根本を解決しないといけませんよね。
第3章. 仕事が速い人は人の作った企画書を沢山みる
一目見たときに情報がスッと入ってくる企画書はアートセンスが問われる。
アートセンスは見る事で養われるため、色々な企画書を見て感覚で学ぶ。
見やすい企画書には必ず法則がある。
※本書では企画書について書かれた著書の紹介もあります
資料作成はセンスと気配りが大事なので、自分が見て分かりやすい資料が、
誰でも分かりやすいとは限らないですね。
自分のフォーマットが最強だと信じて生きてきたので、、、
これからは視野を広げますw
第4章. 仕事が速い人は会議を30分に設定
会議の時間設定が1時間だと、1時間しっかり使おうと意識が働いてしまう。
時間があるからと無駄な話が入ってきたりしてダラダラしてしまう。
30分と決めて参加者も最小限に留めておくことで簡潔に進められる。
これは激しく同意。。。会議で発言しない人、イチイチ脱線する人多い。。。
参加しなくて良いのに、全体会議だからと強制参加。
あとで議事録見ればわかるでしょ?といつも思っています。
会議は最低限にして、さっさと仕事終わらせて帰るべし!
第5章. 仕事が速い人はシンプルな内容を意識する
ごちゃごちゃと情報を盛り込んでも人には伝わらない。
プレゼン資料は、下記ルールが鉄則。
「1チャート、1メッセージ」
「アニメーションは使わない」
最も強いメッセージが伝わる様に、無駄な情報は記載せず、
簡潔に纏める。
大学生の頃は、アニメーション入りのスライドを使ってると、
「お~!」となったけど、、、
大人になってからアニメーション入りスライド見ると、むしろお粗末に見えてしまいますよね。
シンプルな資料の方が作成も短時間で済むし、記憶にも残ると言うことですね。
第6章. 仕事が速い人は仕事を断ることが出来る
「出来る人に仕事が集中する」のか、
「断れないから仕事を押し付けられてしまう」のか。
断れない人は「期待に応えたい」等、他人を意識して物事を考えている。
自分軸が無いとも言える。
自分軸で物事を考え、「やらないこと」を明確にして生きていく。
他人軸で生きていくとストレスが溜まり、パフォーマンスが落ちる。
正にワタクシの事ですね。最近やっと断れるようになりました。
断ると評価下がるんじゃないか?とか、
人の目を気にして出来る出来ないを選択してしまうんですよね。
仕事を断る様になってからは、だいぶストレスフリーになりましたよw
会社は組織なんだから、一人で抱え込む必要ないっす!!
まとめ. 仕事が速い人には誰でも慣れる
いかがでしたでしょうか?個人的に良いなと思った個所を各章抜粋させて頂きました。
一気に全部を出来るようになるのは難しいと思いますが、
一つ一つはめちゃくちゃ難しい事では無いですよね!
意識すれば少しづつ出来る様になりそうな事が多い。
要するに、誰でも仕事が速い人になれる可能性がある!って事です。
仕事が遅い人は速くこなすにはどうしたらいいか?を知らないだけなのかなと思いました。
少しでも明日からのビジネスシーンに活用出来れば幸いです。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。