会社員生活をしていると、避けては通れない「残業」
毎月何時間くらい残業してますか?
今回はMAX月100時間の残業を経験していた私が、
残業時間別の「ライフスタイル・人体への被害」
を解説していきます。
1. 時間外労働の縛り
そもそも残業ってエンドレスで行ってよいのか?
36協定によると、残業時間には下記条件が定められています。
・月45時間以内
・年間360時間以内
が、繁忙期などを考慮し最長で下記時間まで認められています。
・年6回までは45時間越えてもOK
・年間720時間以内
・2~6か月の残業平均80時間以内
・月100時間未満
ここだけ見ると結構残業OKに見えるんだが、、、
次項目から各残業時間帯の生活感に触れていきます。
2. 私生活を最大限楽しめる
まずはTHEホワイト企業な残業0~20時間を見ていきましょう!
このレベルは時間的な制約はほぼ無いです。
自分時間を最大限確保できる。
資格取得に時間を割いたり、
仕事後にジム行ったりと自己研鑽もあれこれ出来る。
プライベートでやりたい事無い人にはちょっと苦痛かも?
2-1. 残業時間10時間未満
新卒研修とか、転職直後の僅かな期間しか経験ありませんが、
ほぼ残業無しの状態。
社会ちょろくね?状態です。
ホントにブラック企業あるの?と疑問が発生するレベル。
この職場環境で一人残業してたら、
明らかなスキル不足。逆に向いてない?
2-2. 残業時間10~20時間
1日1時間程度の残業。
まだまだ自分の時間を確保出来て、
一定の残業代も入る為、人によっては一番最高な状態かも?
微妙に発生する残業削る為の、
業務改善を積極的に提案出来るステージ。
前向きな意見が飛び交い、サポートに人を回す余裕もある。
夏は外が明るい時間に退社出来る。
3. 最近忙しいと感じる
この辺りから、最近忙しいと感じ始める。
仕事終わりのショッピングが出来なくなってきます。
職場もネガティブな意見を発する人が出てきて、
労働環境が悪くなり始める。
毎月続くと嫌になってくる人が出てくる。
早めに対処出来れば、まだまだ持ち直せるステージ。
恐らく世の企業では、この辺りが一番多いのでは?
3-1. 残業時間30~50時間
1日1.5~2.5時間程度の残業。
帰宅後に最近疲れるな~となってきます。
一時期の繁忙期なら乗り切れますが、
毎月続くとイライラや不満が募ってきます。
睡眠時間を確保する為に、自分時間を少しずつ削り始める。
仕事中心の生活だと感じるかどうかのギリギリレベル。
残業が習慣化し、時間に対する意識が弱くなってくる。
その為、ダラダラと仕事してしまう事も増えてくる。
4. 仕事が頭から離れなくなる
ここからはもう仕事中心。
この辺りから休日出勤も発生し始め、
帰宅後も仕事が頭の片隅に居座り続ける。
顔色も悪くなり始め、休日は昼までグッタリ。
やる気・覇気が無くなりだし、
思考が歪み始める。
4-1. 残業時間60時間
1日3時間程度の残業。
疲弊していて効率も落ちている為、
休日で挽回の思考に陥り始める。
イライラ、悲しくなる、もう嫌だが発生するのはここから。
健康を保てる最終ラインがここ。
人によってはダウンし始める。
4-2. 残業時間80時間
1日4時間程度の残業。
プライベートは無くなる。
段々曜日の感覚も無くなってきて、
「早く帰る=悪い」の思考も入ってくる。
冷静な判断が出来ない為、感情が常に不安定に。
月曜の朝が尋常じゃないくらい憂鬱。
倒れたい、インフルかかりたい、軽く事故に合いたい、
と歪んだ思考もここから始まる。
周囲があの人そろそろ潰れそうじゃない?
と助けられないのに、気にしだす。
5. すべてが歪みだす
もう無理ゲー。社畜の鑑。
家に帰れない日も出てくる。
今日は22時退社だ!わーい!
と狂った感覚に陥る。
その感覚がおかしいと自分では感じる事出来なくなる。
体を壊すか、周囲から強制的に引き戻して貰わないと、
現実世界に帰ってこれない。
5-1. 残業時間100時間以上
1日4時間程度の残業 + 徹夜&休日出勤
会社にお泊りセットを常備しだす。
徹夜の際には、椅子を並べて仮眠。
日中も頭が働かない為、生産性は低下。
顔色悪い集団が無表情でキーボードをカタカタ。
私生活での誘いは全て断る。
恋人とは破局します。
私は社畜時代、床に段ボール敷いて寝てましたw
意外と心地よかった、、、
そんな過酷な環境を共に過ごすことで、
社員同士の絆が強くなると言う悪循環w
6. 最後に個人談
残業しないで最大限の成果を挙げる。
個人の努力でどうにも出来ない事もあります。
例えば↓↓
定時でどう考えても終わらない業務を、
受注していたらもうアウトです。
更にこういう会社は常に人が不足しているので、
人が入ってきたから楽になるとかありません。
教える時間取れないので、すぐ辞めます。
私も月60~100時間の残業生活を1年半程続けてました。
家に帰ると嫌味言われたりw
残業が多いのはスキルが低いからだ!と叱られたりw
新人~ベテランまで22時で、
全員居たらスキルの問題では無い気が、、、
ハッキリ言います!
そんな会社辞めるべきです。
私は安定剤を飲んで耐えてましたが、
上司が小さい子供の誕生日に徹夜してるの見て、
これは人生摘んでしまうと思い退社しました。
ちなみに業務が過酷でダウンしても、
心配なんてされませんよ?
「え?まじで?仕事増えるじゃん…最悪…」
と思われるだけです。
スキルを習得してステップアップしたいとか、
大好きな仕事で時間を忘れて没頭してしまう。
とかなら良いのかも知れませんが、、、
転職活動も思う様に進まないし、
資格取得での勉強もだいぶしんどいです。
一応上記環境でも、最大限工夫して資格は取れたので、
勉強法等も別記事で解説出来ればと思います。
自分の体・生活を守れるのは自分だけです。
診断書書いて貰って休職と言う選択肢もあります。
人生の時間を辛いで埋め尽くしてはいけません。
今回は残業時間別の特徴についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。