オリンピック関連のニュースが連日どのチャンネルでも報道されますね。
過去のキス問題でちょこちょこ話題に上がる「セクハラ」と言うパワーワード。
報道されてる例のケースとは全然違いますが、
スポーツをする上で、指導とセクハラって結構紙一重な気がしませんか?
ふと自分の学生の頃を思い出すと、、、
先輩・OBからの「指導と言う名のシゴキ」が、
今思えばガッツリハラスメントだった気がしたので、
今一度セクハラ・パワハラの境界線を考えてみたいと思います。
1. スポーツハラスメントとは?
強豪校の運動部、オリンピック選手達からの告発、等、
近年耳にすることが増えてきた「スポーツハラスメント」
簡単に言うと↓↓
・選手に対して必要以上に罵る、責める
・過剰な身体への接触
・お酒や罰の強要
・仲間外れにする
・暴力での指導
これをひっくるめて「スポーツハラスメント」と呼ばれています。
公式の記録によると、日本スポーツ協会への相談は近年急増しています。
一部の世界の話では無いです。
2. 自身の学生時代を振り返る
高校、大学の7年間とある武道に打ち込んでいました。
授業⇔部活に励んでいた日々が懐かしいw
ちなみに成績は、全国!!とまでは行きませんでしたが、
県大会、国体2次選考、新人戦地区優勝、と言った、
微妙に出来るけど、超一流にはなれず、、、
そんな成績でした。。。
先輩から、
・こんな身体能力低いやつ見た事ないと言った暴言
・合宿中先輩が全員座るまでご飯を食べる事が出来ない
・お酒の強要
等々思い出せば色々ありましたw
今なら間違いなくキレてますね!!
3. フォーム指導も一歩間違えるとセクハラ?
さてここからが本題。
タイトルにもあります様に、ハラスメントの境界線です。
スポーツに於いてフォーム・型は超大事です。
数センチフォームが崩れるだけで、目に見えて成績が変わる世界です。
しかも自分で動作してる時に、気付けないので、
コーチや先輩に指導して貰いますが、、、
動き方の確認の為に、体に触れないといけないんです。
これが人によってはキワドイ、、、
普通は最低限の動きをサクッと確認する程度だったり、
ビデオカメラで一緒に確認しながら、
一緒に体の使い方を確認するんです。
例えば、、、肘の使い方をレクチャーする場合だったら、、、
「今の動きはこう、でももう少しこっち側に引き寄せを意識して~」
と言った具合で肘を持って実際に方向を意識させるんです。
この時に指導にしちゃ「近すぎ、触りすぎ、長い」とかだと、
人によっては嫌悪感を抱くんではないでしょうか?
ただ、あくまでフォーム指導なので、セクハラだと言っても、
「体の使い方を伝える為」とか返されると、、、
中々攻めきれない様な気も?
大学の時、クールダウンと言う名目で
女子部員の肩とか二の腕揉んでる確信犯の先輩がいましたよw
裏でボロクソ言われてました、、、
4. 結局最後は信頼関係!!
結局ハラスメントは相手がどう思うかによるので、
AさんならOKだけど、Bさんが同じ指導したらセクハラだ!
ってのは全然あると思います。
「日頃の信頼関係×清潔感×距離感×指導力」だと考えてます。
もちろんスポーツに限らず、会社でもそうですよね。
日頃の関係性次第でOKにも、NGにもなると思います。
最初はちょっと距離あるかな~くらいで丁度良いと思います。
「近すぎ、触りすぎ、長い」を避ければ大きな問題は発生しないと思います。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。